撮れたて画日記


前の一枚 更新履歴 次の一枚

ここはタイトルのとおり、撮れたばかりの写真を紹介してゆきます。黄色い文字をクリックすると写真が出ます。

今日の一枚!
彩りの畑 2006/07/15

撮影年月日 2006年07月15日(土)午前10時半頃 天候 晴れ
撮影場所 中富良野町 ファーム冨田
撮影情報 ニコンD100 Nikkor80-200mmF2.8D(New)
200mm域 1/640 F4 NCにて補正

 引越などで忙しかったのですが、気分転換に富良野のラベンダーを見に行きました。
 朝5時頃出発するときは、あいにくの雨模様でしたが、富良野に近づくにつれて天候が回復してきました。嬉しい!!
 午前、9時過ぎに中富良野町のファーム富田へ到着。もうかなりの賑わい。なんとか、近くの駐車場をギリギリ見つけて、早速撮影!!

 今回は、友人の愛ちゃん&雄介くんを連れて、4人旅。
 雄介くんを写真部に入れようかと、いろいろ一緒に撮影しようと思ってたのですが、私一人熱中してしまいました…。

 花の状況ですが、まだまだラベンダーは満開には程遠い状態でした。例年ですと、満開シーズンなのですが、今年は遅れているようです。なので、背景に使ったり、早咲きのもの(その2)を撮影したり…。
 でも、他の花は見頃!というものがいくつかありました。「彩りの畑」と呼ばれるゾーンには、ポピーが満開。いろんな種類が植えられていて、それが幾つも重なる層になって見ごたえのある畑でした。

 「彩りの畑」という丘の斜面の中腹に以前には無かった売店が登場してました。
 ラベンダーソフトなどいろいろ売っておりました〜。
 見晴らしの良い場所で、少し休憩するにはいい感じでした。私たちもしばし休憩してました。
 そして、下にある整備された畑も見まして、11時半頃ファーム富田を後にしました。その頃には、もう車の長蛇…。やはり、早めに到着するに限ります。駐車場も満車状態でした。

 ファーム富田を後にし、駐車待ちの長蛇の車列を横目に見ながら、一度行ってみたかった、フォトギャラリー彩彩へ。
 以前、妻が見つけ、一人で中を見てきたようですが、私が行くときはいつも閉まっておりました。今回こそは!!ファーム富田から来るまで5分くらいの山の中腹にあります。
 やはり時期が良かったのか、開いておりまして、ようやく中に入ることができました〜!!
 ここは、宮原寧子(やすこ)さんという写真家の私設ギャラリーです。ネパールの山岳写真や少数民族、大雪山の写真などが展示されておりまして、なかなか見ごたえのある写真でした。
 本当は小説家らしく、写真集というよりは、フォトエッセイという感じの読み物として写真を掲載している本などを発刊しております。
 北海道の新聞などにも何度か掲載されたことがある方です。毎年、2〜3ヶ月くらいネパール篭りをするらしく、何とも羨ましい写真家さんでした〜。ご主人は画家、息子さんは陶芸家、という芸術一家でした〜。

 ギャラリーを後にし、ようやく昼食!!
 今回は、美瑛町にあるドイツ風ファーム喫茶「ランド・カフェ」へ。(写真
 美瑛は丘の街と言われておりまして、その丘や木の名所などの近くにある農場風の喫茶店。ご主人がドイツ人で、自分の畑を耕し収穫した食材を使ってドイツの家庭料理を提供してくれます。
 かなり人気があるのか、1時間以上待ちました〜。でも、周囲は見ごたえのある丘やジャガイモ畑、人に慣れすぎた猫や犬などもいて、全く時間を余すことなく過ごすことができました。
 それにしても、止め処も無くお客さんが来ます。
 この辺は、美瑛市街からレンタル自転車で名所巡りをする方も多いようで、道路には自転車観光客がたくさん走ってまして、車の走行も注意が必要でした〜。
1時間以上待って、ようやく店内に呼ばれました。
 さて、メニューは…。
 あれ、ランチらしきものは1種類しかない…。ということで、4人とも本日のランチ!!直ぐに出てきました。ドイツパン、ソーセージ、ポテトサラダ、というランチ。それにドリンクとデザート。
 私だけ、昼間からドイツビール!!ある程度の運転の役目を終え、ビール解禁!!美味しい〜。
 ランチですが、まぁ、カフェなので致し方ないですが、もう少しメニューがあると嬉しいかも…。
 デザートは、自家製イチゴをたくさん使ったタルト。これがまた不思議な味!?
 タルトなのか、ちょっと焼き足りなかったホットケーキなのか?という感じの生地でした。ドイツのタルトはこんな感じなのだとうか!?と一同首を傾げました〜。
 ということで、食事を終え、マイルドセブンの丘、木巡り(ケンとメリーの木、親子の木、セブンスターの木)をしまして、次なる目的地へ!

 観光の最後は、やはり拓真館。美瑛を全国的な観光地に発展させた立役者とも言える写真家前田真三氏の写真館。今回もまた冬に行ったときとは違い、展示されている写真のテーマが異なり、見ごたえのある写真でした〜。
 写真館でここまで人が入るところってあるでしょうか!?もう、人で人で…。
 北海道は台湾人観光客などがかなり入っておりまして、そういったツアーに組み込まれているようです。大型バスも何台も止まっておりました〜。
 それにしても、写真で見ると、美瑛っていいな〜と思わされます。やはり、そこに住んでいるからこそ撮れる風景というものがあります。
 生前、前田真三氏は、風景写真について「風景は見出すものだ!」という感じのことを言っておられたそうです。偶然に撮れる写真というものはなかなか無く、すべては地道な下調べや観察、思い描くイメージ、そして、露出と光の織り交ぜ方などの要素が重なって、一枚の風景写真になるのでしょう。風景はそこにあるものですが、撮影者によって、どのようなものともなる、"風景"なのでしょうね…。それを見出すのもまた写真家。
 私もサロベツ原野をフィールドに風景を見出してゆきたいものだ!と思わされました。

 そして、本当は旭岳温泉などに浸かっていこうかと思っていたのですが、日帰り入浴の締切時間が過ぎていて、温泉はダメでした〜。
 じゃがいも畑で写真を撮って、旭川市内で用事を足し、お寿司を食べ、地元に帰ったのが夜の10時半くらい。

 大変充実した一日となりました〜。

TOP MAIN BACK